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あの日の自分の心はとても尖っていた
いつも物悲しげな目をしていたと思う
父の背中や笑顔を見てるとなんだかそれが馬鹿らしく思えたのだ

そうすると急に尖った自分の心が恥ずかしく思えた
あの日の自分は人を愛さなかったから愛されなかったのに過ぎないのだ
馬鹿な私は本気で生きなきゃ全部見過ごしてしまう

今持っているものを
大切にできない、 できるは 今自分の選択次第なのだ
そもそもその選択は自分の手の中に"それ"があるから選べるわけであってそもそも何もなければ何も選択は必要ない
もちろん自分の欲望のままにはいかないけれど、大抵のことは思っているよりもうまくいくんだ

それなのに選択すら惜しんで何もせず、
何にも本気になれない自分は何者なのだろうと思い始めた


ふと数年前に酷く心を傷つけられたことを思い出した
やはりその時の感情の感覚は忘れているとはいえ案外覚えているものだ
少しの言葉でさえずっと引っかかりなかやか忘れられないことがあるというのに、傷つけようという感情をむき出しにされれば、もう人生のほとんど記憶に残ってる事だろうと思う


それもだけど、
自分が誰かを傷つけたことはなかっただろうかと思い返した 今も誰かの心の傷にはなっていないだろうか、と心配になった
傷付けるまではなくとももっと力になれたんじゃないか、とか
もっと優しくできたんじゃないか、とか

今考えても仕方が無いから
せめて、
とにかく
優しくなりたいとおもった

自分はいまもずるくて醜い
どうしようもないくらいに人間である
だから、人間に生まれた限り人間との関わりはたてないと感じた
人間である限り人間が必要である、と認められなければ辛くて苦しくて虚しいだけだ
それが早ければ早いほど後悔もへるのではないか、とおもう
だから18で気づけた私はラッキーだ

人の温もりを忘れられずにいられたらもっとハッピーさ











2020/02/14(金) 05:45 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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